就活生必見!外資コンサルティングファームの選考で必須の「フェルミ推定」の対策を公開!

今日はコンサル就活を目指す就活生に向けて面接対策を書いていきたいと思います。この記事の続きなのでもしまだお読みで無い方はこちらをどうぞ!

就活生必見!コンサルティングファームの選考で直面するケース問題とフェルミ推定の対策を解説!

まずはケース問題を解く上でも欠かせないフェルミ推定について、解き方のフローを説明していきたいと思います。

フェルミ推定の解法の順序

フェルミ推定の定石となる解き方はおよそ以下の通りです。前回紹介した「東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」を確認しながらお読みください。

  1. 前提確認・語彙の定義
  2. 要素分解を行う
  3. 計算する
  4. その数値が過度に現実離れしたものでないか、チェックする

です。

では以下具体的に見ていきましょう。

前提確認

この前提確認とは、与えられた問題において単語の意味が曖昧だったり、不明確な物を1つずつ定義していく行為です。

以下具体的に見ていきましょう。

「日本にパソコンは何台あるか」という問題では、例えば「デスクトップ型のパソコンか、ノートパソコンか、または両方か」「個人が所有するパソコンか」「会社で使うビジネス用のパソコンか」なんて前提をはっきりさせる必要があります。

ただあまりにも細分化するとそれはそれで解きづらいので、自分で面接官に説明するときに不便しないくらいで十分でしょう。

では以下、有名なフェルミ推定の問題「全国に電柱は何本あるか」という問題について考えて見ましょう。

全国とは日本のことですから、この問題では日本全国=約40万㎢内に存在する電柱の総数を求めることになります。

このように前提となる単語を定義することで、自分が求めねばならない数値の範囲を確定させることが重要です。

要素分解を行う

次に行うのは、問題の要素を因数分解していくことです。この「因数分解をいかに正確に行うか」という点はフェルミ推定でもケース問題でもメインとなる部分で、ここの出来が結果の出来を大きく左右します。

これは何かと言うと、「原因・結果」「法人・個人」「PDCA」「3C」「4P」といったいくつかのフレームワークに沿って物事をグルーピングし、分解していくことです。どのようなフレームワークがあるのか?については、おそらく問題をとくうちによく出るものがわかってくるので大丈夫だと思います。

ここで単にフレームワークをいくつも覚えることに意味はありません。フレームワークを用いて要素分解することの本質は、物事を計算可能なレベルまで落とし込むことにあります。なので、自分が実感値レベルで計算出来そうなレイヤーまで十分要素を分解することを意識しましょう。

日本全国にある電柱の数ですが、これは

日本の面積(40万㎢)を電柱一本あたりが占める面積で割ることで求められます。

そして日本の総面積の

  • 75%は山地
  • 25%は平地

です。ここでは「山地」「平地」と言う切り分けをしています。

山地ではあまり電柱は多くなさそうですよね。400メートル四方に1本あれば十分な気がします。

一方平地では電柱は多く見かけます。200メートル四方に1本でしょうか?

計算を実行する

では計算を実行していきましょう。

山地30万㎢÷(0.4×0.4)

平地10万㎢÷(0.2×0.2)

これを足すとおおよそ4500万本となります。くれぐれもミスをしないでくださいね。本番は結構急いで計算して、位を1つ間違えたりしがちなので…

その数値が過度に現実離れしたものでないか、チェックする

出した数値が明らかにおかしくないかチェックします。といっても実際の面接ではなかなかチェックしづらいと思うので、「常識的に考えてまあ大丈夫そう」ならセーフでいいと思います。あくまでもフェルミ推定は論理力を測るための手段にすぎず、答えあわせそのものに意味はあまりないので。

ちなみに全国の電柱の本数は約3268本のようです。少々ずれているような気もしますが、まあ面接ならこれくらいを30分でできれば十分通るように思います。と言うか私は実際に通りました。

今回はフェルミ推定の解き方について簡単にですがまとめました。また次回以降でケース問題についても書きたいと思っているので、そちらもぜひお読みくださると嬉しいです。

それでは!

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