学生のためのブロックチェーン・仮想通貨コミュニティまとめ。多くの若者が行う勉強会、サークル活動の内容とは?

今回は大学生である自分の視点から見た、学生のためのブロックチェーンコミュニティについてまとめたいと思います。

ブロックチェーンに興味をもつ学生は多かれど、「どこに行ったら勉強できるのか?」と悩む人は少なくないと思います。私も2017年に興味を持ち始めてから数ヶ月、

  • こに行けば仮想通貨・ブロックチェーンの勉強ができるのか?
  • 同じように仮想通貨・ブロックチェーンの勉強をしている学生はいないのか?

という点について情報が少なく、かと言って当時はいきなりインターンをする勇気もなく、とても困りました。

しかし現在は学生を支援する・学生が主体となっているブロックチェーンコミュニティが都内には多く設立されています。実際に彼らは非常に優秀で世界とも戦おうという気概を持っています。

そこで今回は

  • 過去の自分のように「どこでブロックチェーンの勉強をすれば良いかわからない」と思っている高校生・大学生
  • 学業が忙しくインターンに行く時間はないが、仮想通貨・ブロックチェーンを勉強する仲間が欲しい高校生・大学生
  • 優秀な学生にコンタクトを取り、仕事の依頼につなげたい企業の方々

に向けて、都内のブロックチェーンコミュニティを紹介したいと思います。

国際色豊かな早稲田のサークル・ Bitbears

まずは早稲田のブロックチェーンサークル、Bitbearsについてです。

ロゴはクマです。早稲田大学の創設者・大隈重信に由来しています。

首都大学東京、神奈川大学、明治大学、慶應大学、後述するように東京大学の学生も参加しているインカレサークルです。

創設者(「Founder」と呼ばれます)の2人を始め帰国子女が多く在籍し、中国からの留学生も多く、活動では英語や中国語が飛び交うなどかなり国際色豊かです。

活動は毎週火曜日に早稲田大学の早稲田キャンパスで行われることが多いですが、火曜日が大きなイベントなどとかぶった場合などはイベントに振り替えることもあります。

クラウドファンディングでサンフランシスコ・シリコンバレーに渡航するなど、海外と日本のブロックチェーンコミュニティの接点になるべく精力的に活動しています。

私もBitbearsの一員として活動に参加していますが、ビジネスのユースケースや技術的な仕様について、マーケティングサイドの学生とエンジニアが互いに知識を補完し合うなどしており大変勉強になります。

連絡先となるTwitterはこちらです。国内のイベントにも私を含めメンバーが多数登壇しています。

追記:先日公式サイトができたようです。

https://twitter.com/waseda_bitbears/status/1064489375986155522

東京大学で”本郷バレー”を支える・Bitpenguin

東京大学の学生がFounderとなって立ち上げた東京大学のインカレサークルです。

ロゴはペンギンです。First Penguin(=群れの中で一番に飛び込む)を意識したネーミングになっています。

 

「Bitpenguin」の画像検索結果

メンバーには早稲田大学、慶應大学、その他MARCHの学生も多く在籍しています。先述した早稲田のサークルBitbearsとは相互交流があり、メンバーは互いの勉強会を行き来しています。

活動拠点としては東京大学本郷キャンパスの付近が多く、ブロックチェーンコワーキングスペースHashHubで活動することも多いです。IT業界の中では現在東京大学の本郷キャンパス付近にオフィスを構える会社が増えており、シリコンバレーをもじって「本郷バレー」と呼ばれたりもしますが、Bitpenguinも本郷バレーを支えるブロックチェーンコミュニティとして活発に活動しています。

活動内容としてはイーサリアムなどのホワイトペーパー(仕様書)を輪読したり、イベントを開催することが多いです。イベントでは過去に株式会社Gumi・代表取締役の国光氏や有名なブロックチェーンプロジェクトLoom Networkを招くなど、業界でもかなり豪華なゲストを招いています。

連絡先となるブログはこちらです。

Twitterはこちらです。

 

https://twitter.com/Blockchain_UT/status/1015866688498102272

 

ギークたちの雄・東工大CrypGeek

東京工業大学の学部生・修士の学生が中心となったサークルです。

先述した早稲田・東京大学のサークルBitbears、Bitpenguinそれぞれと相互に交流があります。

「東工大 ブロックチェーン CrypGeek」の画像検索結果

活動内容はかなりギークな(=技術寄りな)内容が多いです。ウォレットを実装してみたり、暗号学の専門家やビットコインのスケーラビリティ解決策Lightning Networkについてその分野の第一人者をゲストスピーカーとして招いて勉強会を開催しています。

ビジネスサイドだけでコードを書いてこなかった人には辛いこともありますが、みんなで教えあって最後にはかなり専門性の高い技術的な内容まで理解しています。

活動拠点は渋谷が多めですが、東工大の文化祭・工大祭においては、国内大学初となるブロックチェーンゲームを実装したイベントを開催しました。Coinpostの記事になっています。

Twitterはこちらです。

 

https://twitter.com/CrypGeek/status/1010415339018915840

 

これ以外にも都内には慶應義塾大学のサークル・CryptoLionsなどがあります(Twitterはこちら)が、基本的にはブロックチェーン業界においては慶應の学生はエンジニアとして個別に会社に入ったり、事業を立ち上げたりと個々人で活動しているイメージが多いです。また次に述べるCryptoAgeにも多く在籍しています。

 

世界と繋がる国内最大の学生ブロックチェーン団体・ CryptoAge

CryptoAgeは国内最大の学生ブロックチェーン団体です。黒の背景にゴシック調のCryptoAgeの文字がロゴマークです。

「CryptoAge」の画像検索結果

Bitbearsら各大学の合同コミュニティで、Slack上では100人以上の学生が在籍しており、世界中の著名なゲストを呼んでイベントを実施しています。過去にはWeb3.0を目指すPolkadotのGavin氏、世界一のブロックチェーンゲームだったCryptoKittiesのFounderであるBenny氏、そしてブロックチェーンに関心を寄せてくださっていたことから本田圭佑選手などもお招きしています。

私もブロックチェーンに本格的にコミットし始めたのは6月にメルカリ本社で開催されたCryptoAge学生合同勉強会がきっかけで、以降CryptoAgeのマネージャーであり日本でも有数のビジネスマーケターである渡辺創太くん(Twitter:@WatanabeSota)や世界的なブロックチェーン投資家として知られる大日方さん(Twitter:@obnty)にはここで出会いました。

CryptoAgeのTwitterはこちらです。

 

 

世界で戦うプロジェクトを支援するブロックチェーンスタジオ・HashHub

学生が主体となっているコミュニティではありませんが、最後に学生を支援するプロジェクトを実施しているブロックチェーンコワーキングスペース・HashHubをご紹介したいと思います。

「HashHub」の画像検索結果

HashHubはブロックチェーン企業がオフィスを借りている共同作業場とイメージするとわかりやすいかもしれません。加えて海外から来たプロジェクトや国内でプロモーションしたい企業がスペースを借りてイベントを開催していたりします。

さらにHashHubはこれに止まらず、ブロックチェーン初心者のために毎週日曜日にエンジニア講座、そして学生でブロックチェーンのアプリを開発したい人のためのNext Baseというイベントも開催しています。

 

Next Baseでは2ヶ月の期間内にブロックチェーンのアプリをチームをくんで開発するプロジェクトです。一期生が2018年9月〜12月に開発し、12月19日にプロダクトをリリースしました。私もこのイベントではイーサリアムを使ったクラウドファンディングアプリの開発に携わりました。Coinpostで記事も出ています

HashHubのNext Baseに参加する学生はその期間中HashHubを無料で使用することができ、さらに開発にかかった費用を10万円まで支援金として受け取ることができます。ここまで手厚い学生支援プロジェクトは正直かなり心強いと思いますし、ここから開発を続ければ自分たちでそのまま事業を立ち上げることも可能です。

Next Baseは間も無く二期生を募集するようですので、エンジニアの学生、またブロックチェーンを勉強している学生は応募してみてはいかがでしょうか?

NextBaseのサイトはこちらです。

HashHubのTwitterはこちらです。

国内には他にもNeutrinoなどのコワーキングスペースがインターン生を募集しているので、ブロックチェーンコミュニティに興味のある学生はこちらも良いかもしれません。

 

今回は日本で精力的に活動する学生団体・学生支援プロジェクトについて少しまとめました。

右も左もわからない状態からブロックチェーンを勉強したい学生はまず上記のサークルに顔を出してみると、業界の最前線で仕事する仲間と出会え、一緒に勉強することができると思います。そしてある程度の知識が身についたところでNextBaseや諸企業のインターンに行ってみるのもいいかもしれません。

ベンチャー一般のインターン事情についてはこちらの記事をどうぞ。

数種類のインターンの経験を通して気づいた、最近の大学生のインターン事情。

という訳で長くなってしまいましたがこの記事が初めて仮想通貨・ブロックチェーン業界に足を踏み入れる学生、ブロックチェーンビジネスをする企業にとって、今の学生の熱量を感じ取れる記事になっていれば嬉しいです。何かあれば私のTwitterまでどうぞ!