数種類のインターンの経験を通して気づいた、最近の大学生のインターン事情。

こんばんは。ミヤモトです。

私は現在株式会社popshootというブロックチェーン企業で広報を担当し、イーサリアムという仮想通貨に関しての情報発信をするメディア「イーサリアム研究所」の運営を中心に行なっています。(一応popshootの他にも受けている仕事はあるのですが、インターンとしてはpopshootにお世話になっています)その前は他のブロックチェーン企業でも短い間でしたが広報をしていました。

他にも就活の際に数社のコンサルティングファーム・シンクタンクのインターンに参加しました。

一般論ですが大学生って、

  • ベンチャー行きたがる学生→ベンチャー畑にずっといて大企業に懐疑的になりがち
  • 大企業志向の学生→ベンチャーのインターンにはあまり行かない

という傾向があるので両方行ったのは結構珍しいんじゃないかと思います。

そこで今回はタイトルにもあるように、自分のインターンの経験について少しシェアしておこうと思います。大企業に行きたい就活生やベンチャー志向の大学生、また最近の大学生の就活事情がどうなってるのか気になっている社会人など色々な人に向けて可能な範囲でインターンの事情について書いていきたいと思います。

インターンには2種類ある

まずインターンと言っても実施する企業とその目的に応じて大きく2種類あります。

  • 新卒一括採用を行う大企業が新卒を採用するために選考フローの一環として行う「インターン」
  • ベンチャー企業が直接社員と同等の戦力として学生を採用する「インターン」

です。

私の場合popshootで行なっているインターンは後者、大学三年の2月ごろに就活で経験したインターンは前者ですね。親御さんや会社を立ち上げたばかりの事業者にとっては「インターン」というと前者ばかり目が向きがちだと思いますが、実はインターンには2種類あり、学生をインターンとして採用する目的も違えば学生に対する扱いもまるで違うのだということを留意していただければと思います。

なおベンチャー企業と言っても規模がまちまちで、それこそサイバーエージェントやメルカリのように新卒一括採用している企業もあるのですが、今回は「立ち上げてまた数ヶ月~1,2年しか経っておらず、会社全体の人数も数人~数十人しかいない」というベンチャーに絞ってお話したいと思います。

では具体的に中身を見ていきましょう。

大企業が実施する「インターン」は新卒一括採用の手段

 

まず大企業が実施するインターンについてです。日系・外資を問わず大企業は一般的に新卒一括採用を実施します。多くの大学生が大学3年からスーツを来て丸の内を闊歩するのもこのためですね。その新卒一括採用の本選考の前段階で学生に企業を理解してもらい、就職先として検討してもらうための手段として実施するのがこのインターンです。

大企業の実施するインターンは最長でもせいぜい1~2週間で、夏休みや冬休みと言った学生の休暇に実施される短期間のものが多いです。人数としては企業によりますが数人〜数十人ほどでしょうか。

実施内容も企業によってまちまちですが、大まかにはグループワークで何らかのケース課題に取り組み、発表させることが多いです。まあ数日しか無いわけだし業務全体の体験とかは普通に考えて当然無理なんですけどね。

参加する学生にとっては会社の説明を聞けて、社員とお話して会社で働くイメージを作って、友達を作って(人によっては彼氏彼女を見つけて)、って感じですかね。

企業によってはこのインターンで参加者の一部に内定を出してしまうこともあります。外資系や戦略コンサルに多いですが、日系企業も内々定という形で出すところは多いです。それゆえ就活生は必死になってインターンに応募します。通過人数は先述したようにインターンの方が少ないわけですから、当然インターン通過の難易度は上がり、本選考で内定をもらうよりもインターンで内定をもらう方が難しくなっている逆転現象が頻発しているのが現在の大企業のインターンの状況です。

インターンのフロー自体は3月から開始される本選考とほぼ変わりないため、就活生にとっては練習感覚で参加してみると経験が積めて良いかもしれないですね。でもインターン全落ちしても内定何社も貰ってる人もいるし、インターンと本選考の採用は一切関係ないと明言している会社も多いので、インターンの結果に一喜一憂せず行きたい会社に行けるような対策だけ考えてれば大丈夫なんじゃないかと思います。(私も内定もらった企業のインターンは行ってなかったし辞退した企業もインターン行ったことないところばかりだったよ)

ベンチャーの「インターン」は戦力を求めている

一方ベンチャー企業のインターンは話が全く異なります。大企業は金・人・モノ・情報のリソースを潤沢に持ち、ポテンシャルで人を雇い入社後にリソースを投資して彼らを育て上げることができますが、ベンチャー企業は常に慢性的なリソース不足です。ゆえにベンチャーが求めているのはポテンシャルではなく戦力です。

ベンチャー企業において、学生は社員と同様の広い裁量と権限を持ち、自分の責任で社員同様にプロジェクトを進めることが求められます。ゆえに必然的にコミット量が求められ、学生によっては休学・中退してまでインターンにコミットしています。

実際に私の周りでも多くの学生が半期~1年の休学をしてベンチャーでのインターンや起業に没頭しています。私も4年生で授業ほぼ無い今の状況じゃなかったら多分休学していたかもしれません。

その代わり、もしきちんとコミットする気力があってインターンをやり遂げることができれば学生にとってはとても大きな財産になります。実際にベンチャーでのインターンを経験した後に起業している学生はベンチャー界隈には多いです。これはやっぱり大企業に比べて自分がバッターに立たないといけない(しかも何回もバッターボックスに強制的に立たされる)という経験がそうさせているんだろうと思います。

採用する企業にとっては即戦力となってくれる学生にはインターン生であっても全部権限任せちゃったり、そうではない学生には権限を与えながら自分で事業を回せるように指導していくことになります。リソースが少ない企業がそこまでコストをかけて学生をインターン生として採用するのですから、当然内定を付与し、大学を去ってからも会社で働いてもらうことが前提になったインターンなわけですね。

もちろん会社のビジョンに共感し、コミットしてないといけないですが(会社のやりたいこととインターン生のやりたいことにミスマッチが出るのはお互いに不幸なので)。

私は個人的にインターンをする上で「コミットした成果が自分に帰属し、自分の価値をあげることに繋がるか」を重視していたので、自分の名前で記事を出したりイベントの運営を任せてもらえるpopshootはとても自分にあっていると思いますし、社員が面白い人ばかりなのでずっとお世話になっていたいと思うし、出来ることをしていきたいと思っています。

学生と企業はインターンに対してどうあるべきか?

さて、ここまでインターンについて書いてきましたが、結局のところ学生にとってはインターンは目的に応じて参加すれば良いし、逆に自分には合わないなと思うインターンはわざわざいく必要は無いだろうと思います。もちろん合う企業を見つけるためにインターンに行くのはアリだと思いますが。

学生を採用する企業にとっても、インターン生を採用する目的や採用後にどれくらいのコストをかけて育成できるか、内定を前提とした採用か新卒一括採用を前提とした上で一手段としてインターンを用いるのかなど変数に応じてどの形態のインターンをどれくらい行うべきか決定するのが大事なんだろうなと思います。

というわけで今回は大学生が感じたインターンの現状についてお話しました。あたらしく一週間始まりますがみなさん頑張りましょう、では!

 

 

 

 

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