ブロックチェーン業界の情報収集で重要なことは何か?

ブロックチェーン業界はとても進化の早い業界です。ブロックチェーン業界の3ヶ月が通常の業界の1年とも言われるほど目まぐるしく状況が変わりますし、半年前にトレンドだったものが今ではもう影もないとか、1ヶ月前まで聞いたことなかった単語が海外のカンファレンスを機に急にバズってくる、なんてことが頻発しています。

そんな中で多くのブロックチェーン業界の人にとっては情報をいかにキャッチアップするかに重きを置いていると思うのですが私は逆で、いかに少ない情報から本質を掴み、そのトレンドを追うか撤退するかの意思決定ができるかに重点を置いています。本質を見抜けないうちに撤退するのは情報を収集した時間が無駄になるので、まずは一度そのトレンドを一言でまとめ、脳内の他の情報との関連付けに落とし込むことができるか?を大事にしています。その上でその情報を深追いするかどうか決めるのですが、例えばこんな感じです。


この文章に出てくるSTOってなんだよ!って思ってる方は関連記事をお読みください。

3分でわかる、今更聞けない「セキュリティトークン」のお話

一般論ですが情報を要約し過去の知識との関連付けを行うためには、リベラルアーツというか、教養みたいなものが必要になりますし、そのような教養は1日ですぐ身につくものではなくいかに過去に沢山の本を読んできたかが大事だと言われてますよね。その点で言うとブロックチェーンは過去記事でも書いたのですが「学問の総合格闘技」みたいな性質があるので、過去にどれくらい学問に向き合ったかが本質を見抜けるか、ひいては情報収集の引き際を見極める分水嶺になる気がします。

すなわち、進化が早く網羅すべき範囲が他の業界と比べてもかなり広範囲にわたっているブロックチェーン業界における情報収拾のためには本質を見抜くこと、そしてそのために常日頃から本を読み、思想や知見をためておけることが肝要なんじゃないかというお話でした。勿論私もリサーチャーとしてこれからも本を読み、良い文献にたくさん当たっていこうと思います。

ちなみにブロックチェーンを語る時に必要な人文学の知識としては最低限貨幣学、経済学、法学なんかがあると良いんじゃないかと思ってます(自分ができてるとは言ってない)。その点で言えば昨日早稲田大学であった仮想通貨のシンポジウムで岩村先生がご自身の書物を紹介されていたのですが、ハイエクの理論に基づいておりオススメです。岩村先生自身は経済学、貨幣学、暗号学に通じており、ビットコインの創始者サトシナカモトと間違えられることすらあるというくらいビットコインに精通されています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です