シルクロード事件とマウントゴックス事件

以前仮想通貨のアンダーグラウンドでの利用が問題となったシルクロード事件について書きましたが、実はこの事件、どうやらマウントゴックス事件とも関係があるようなのです。

闇Webと仮想通貨

最大の闇Web「Silk Road」と仮想通貨

シルクロードの創設者DPRであるとして逮捕されたウルブリヒト被告側の証人、Jared DerYeghiayan氏によれば、マウントゴックスの社長、マルク・カルプレスが Silk Road の実質的な創設者であり、管理人であったと言うのです。

大部分の人間によって彼の意見は馬鹿馬鹿しいと一笑に付されましたが、彼は複数の事実を列挙し、ビットコイン価格を引き上げるためにシルクロードの運営がされていたと主張しました。

カルプレス氏自身は事実ではないとしてこれを否認したものの、マウントゴックス社からはこの裁判の直前に不審な口座へ大量のビットコインが移動させていた形跡が見つかっており、また消失したビットコインのほとんどが内部によるものだったことが報じられるなどしたことから、両者の密接な関連を疑う声は未だないわけではありません。

マウントゴックス事件とシルクロード事件、思わぬ関係に見えますが、この事実にみられるように、ビットコインと闇Webは非常に密接な関連があり、闇webの問題を語る時には関連して語られるべき問題であると言えます。

個人的にはどちらの事件も謎が多すぎて不可解なことが多すぎるので真相究明を早くしてくれないかなと思っているのですが、現在の仮想通貨業界の開発スピードの進化にあってはどちらの事件ももはや古典的な出来事として語られてしまっているような感じがします。

さて、Silk Roadの捜査がここまで困難になったのはひとえにその匿名性にあります。この匿名性こそが規制当局の悩みのタネであるのですが、それについては次回以降の記事でお話したいと思います。

仮想通貨と闇Webの「匿名性」は捜査を難しくする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です