私がブロックチェーンの業界に飛び込んだ理由

こんにちは。今回は私がどうしてブロックチェーンの業界に飛び込んだか、書きたいと思います。

 

私の家は昔からあまり裕福ではありませんでした。だからでしょうか、私は昔からすごく格差とか社会的弱者にはシンパシーを感じていて、孤児や生活保護のニュースが流れるたびに胸が痛んだし、道を歩いているときにホームレスの人を見つけた時に何度なけなしのお金を寄付したいと思ったか分かりません(今でもホームレス支援雑誌の「BIG ISSUE」は毎号購入しています)。

 

でもお金を渡そうとする度に思ったのです。もしここで私が1万円を目の前にいるホームレスの人たちに渡したとしても、彼らはこの1万円を使い切ったらすぐに貧乏な生活に戻ってしまい、根本的な解決にはならない。つまり貧困とは、個人の責任もあるのだろうけれど、社会構造として結果的に生まれてしまうものであると。

 

そこで政治家や公務員になれば良いのではないかとも考えました。そうすれば行政の側から社会のルールを変えていけて、「お金が無いから○○出来ない」という不幸は減らせるのではないかと。でもそれにはまずは立候補できる年齢や公務員試験を受けられる年齢まで待って、職業に就いた後も出世して意思決定に携われる年齢まで待たないといけません。でもそれって何歳になるんだろう。もし50歳くらいまでかかるんだったら、あまりにも遅いし、今出来ることがあるはずなんじゃないかともどかしさを覚えつつも、もう社会構造を変えるのは無理なんじゃないかと思っていつしかこの問題を諦めていきました。そうして大学に進学し、法学部でごく普通の法学部生として生活してそのまま就職するつもりでした。

 

そんな時に仮想通貨・ブロックチェーンと出会いました。大学3年の前期に受講した国際取引法(簡単に言うと複数の国の企業がビジネスをする時の法律です)に関する授業で、久保田隆・早稲田大学教授がブロックチェーンを取り巻く法規制についてお話ししてくださったのです。そして久保田教授の所属する国際取引法学会に提出するためのエッセイを書くために仮想通貨・ブロックチェーンにについての本を読んでいくうちに、ブロックチェーンの持つ非中央集権の可能性と既存の資本主義に与える潜在的なインパクトの大きさに気付きました。

仮想通貨は国家が発行していないにも関わらず、人々がそれに対して価値を認めたことで通貨として成立しています。つまり仮想通貨は単なる物々交換のための手段なのではなく、国家という後ろ盾がない金融という新しい経済の形を生みだすことに成功したのです(あくまでも個人的な意見です)。

もしこの仮想通貨・ブロックチェーンが社会に普及すれば、お金の流れが変わり、社会構造が変わり、経済的格差は少しでも変わるのではないかと希望を持ちました。そして私自身もそうして全員の幸せが少しでも実現される未来が目の前で見たいと思ったのです。そしてこの破壊的とも称される技術に対して賭けると決めたのです。

 

そうして私はそれまで勉強していた公務員試験の勉強をやめ、予備校をやめ、ブロックチェーンについて勉強するためにインターンをしたり学生団体に顔を出すようになりました。(過去記事で書いています)。

中学3年生から東京都庁で仕事がしたいと考え、高校1年生の時には東京都が主催する「次世代リーダー育成道場」という留学プログラムに参加しました。大学受験で早稲田大学の法学部へ進学を決めたのも、東京都庁へ最も多くの合格者を出しているのが早稲田の法学部だから、ここに入っておけば間違いないんじゃないかと思っていたからでした。大学に入ってからも、都庁が行なっている採用イベントにはインターンを除きほぼ全てに参加しました。

そこまで思い入れのあった東京都庁を目指すのをやめて、新しい可能性に賭けることにするのは当初少し怖さはありましたが、今の私にとっては後悔は一切ありません。未練もありません。

 

今後はブロックチェーンによって拓かれる可能性、特に経済的格差や社会的不平等の解消についてといった自分の原体験と仮想通貨に抱いた可能性についてのソリューションをフォローしつつ、自分が面白そうだと思ったプロジェクトに飛び込んだり勉強会に参加して積極的に知識を身につけていきたいなと思っています。この辺りについても今後記事を書きたいと思います。

 

 

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