唎酒師(利き酒師)という資格について。試験日程、費用、資格の活用方法とは?

今回は唎酒師(利き酒師)という仕事について、自分が受験した時のことや仕事内容についてまとめていきたいと思います。

私は現在22歳の現役の大学生ですが、21歳の時に唎酒師を取得しました。その後資格を活用して、日本酒を提供するダイニングバーなどで日本酒のアドバイザーや発注などを実施していますし、自身が仕事をしている仮想通貨・ブロックチェーンの業界でも日本酒のイベントを主催したりしています。

今回はそのような自分が簡単に

  • 利き酒師(唎酒師)の仕事内容
  • 利き酒師(唎酒師)の資格の取得方法、費用
  • 自分が利き酒師(唎酒師)を取得するに至った理由

などについて書いていこうと思います(お仕事の依頼などはTwitter(@akiet97)のDMまでよろしくお願いします!)

 

唎酒師(利き酒師)とは

まず「唎酒師(利き酒師)」という仕事は何をしているのか?というと、一言で言えば「日本酒のソムリエ」です。お酒を提供する「提供者」として、お酒を欲しがっているお客さんに対してシーズン・シーン・場面や味の好みに合わせた酒を提案する仕事です。

漢字表記は「唎酒師」が正式名称のようなのですが、「利き酒師」と表記することもあります。(以下「唎酒師」と表記します)

唎酒師はどうやったら取れるのか?

ではこの唎酒師はどうしたら取れるか?というと、まず発行団体のSSIに加盟して、それから試験などの課題をこなすことで取得することができます。

SSIというのは日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会という団体で、このSSIが唎酒師の監督を行なっています。

発行団体のSSIに加盟する

実はSSIのホームページを見ても、SSIへ直接入る方法は書いてありません。これはSSIがFBOと言うNPO法人に属していて、このFBOが一括でFBOに所属する団体への入会を受け付けているからなんですね。

NPO法人FBOとは、料飲専門家団体連合会であり、ソムリエ・唎酒師・焼酎唎酒師と言ったアルコール類の資格やフードコーディネーターなどの資格を統括しています。

サイトはこちら

www.fbo.or.jp

です。

こうやって見ると色々な資格があって面白いですよね。チーズの専門資格があるなんて知らない人の方が多いんじゃないかと思います。

で、このFBOの会員になると、勝手にSSIにも登録される仕組みです。なので、唎酒師になろうと思ったらFBO会員になればまずはオッケー。その次に課題に進みます。

様々な形で課題を解く

FBOに登録したら、唎酒師になるための方法を以下の中から選択します。

  1. 通信受験
  2. 自宅で勉強し、試験を一度受ける
  3. 二日間集中受講
  4. 会場受講
  5. 通学受講

1つ目の通信では、1ヶ月に一回送られてくる添削課題を3回解く(つまり3ヶ月かける)ことで、試験なしで資格を取得できます。二日間集中受講では、「大事なところに関する講義を受けた後試験を受ける」のサイクルで二日間でのスピード合格を目指せます。この2つは忙しい方でも受けられるスタイルですので便利かと思います。

試験を受ける形式としては、自宅で勉強してから一度受けにいく方式、会場で一度授業を受けてから試験をもう一回別の日に受けにいく形式、通学で何度か授業を受けてから試験を受ける形式があります。通学の授業が一番授業数が多い分、実践的で充実した内容のレッスンを受けられるようです。羨ましい…

どれも特徴がありますので、もし受けたい方は自分のライフスタイルにあった形式で資格取得を目指すと良いでしょう。

私は二日間集中受験で受けました。このコースでは、あらかじめ予習課題をこなした上で、週末の二日間を使って授業→試験をこなすのでかなりしんどいです。私は面倒臭がりで怠惰な性格なのでコツコツ添削をこなすことはできないと思いこのコースにしたのですが、夜の七時に授業を受けている時は流石に自分何やってんだろうみたいな気分になりました。でも四回の試験を無事にくぐり抜け、唎酒師のバッジを手にした時はとても嬉しかったですし、受ける方は達成感を感じられるだろうと思います。

ちなみに唎酒師の受験会場にいた方はやはり飲食店で飲食の業務に従事している方が多く、私のように完全に趣味で受けている人は見受けられませんでした。当たり前と言えば当たり前ですが…

私のようにコツコツ頑張れない人は二日間集中受講だと尻に火がつくので緊張感があって良いと思います。ただ受験料が非常に高額で、私は学生・シニアの割引を適用しても85000円かかりました。一般の社会人の方ですと約13万円かかります(クレジットカードを切りながら流石に泣きそうになりました)。お金に余裕がなくて試験も嫌!と言う人は間違いなく添削が無難だと思います。

私が唎酒師をとった理由

ではなぜこんなに取得に金がかかる資格を私がとったかと言うと、これはもう完全に私の趣味でして、「日本酒が好きだけど、女子大生だから周りにあまり日本酒を飲んでくれる人がいない。だからいつも家で一人で日本酒を買い込んで飲み比べをしているし、そんな時に季節に応じた酒とそれに合った料理を作れるようになったらもっと日本酒ライフが楽しくなるのではないか?」と考え、申し込んだのでした。

結果としては勉強して本当によかったと思っています。望み通りに日本酒ライフは楽しくなりましたし、何よりそれまでただ味を楽しむだけだった日本酒について論理的にテイスティングで分析を加えることができるようになったことで、日本酒を飲む楽しみがまた1つ増えたように思えます。

ただ本当に取得には金がかかるので、単に日本酒愛好家で日本酒の資格が欲しい方でしたら、FBOが発行している日本酒ナビゲーターの方が個人的にはオススメです。こちらは約1万円と唎酒師と比較するとかなりリーズナブルな価格で講習を受ければ誰でも取得できるので、日本酒愛好家であるしるしに保有するにはぴったりの資格ではないかなと思います。

今回は唎酒師と言う資格について書きました。日本酒の資格についてちょっとでも知識が増えたと思っていただけたら嬉しいです。

お仕事の依頼なども受け付けておりますので、何かある方はTwitter(@akiet97)のDMまでよろしくお願いします!

過去にこのように日本酒の解説記事や銘柄の紹介記事も書いておりますので、ご興味があればこちらもご覧ください。

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