仮想通貨・ブロックチェーン関連のオススメ法律書を4冊選んでみた

みなさんお久しぶりですミヤモトです。ブログを移転して初めての投稿になります。ブログ移転や仕事が忙しくて2ヶ月ほど投稿をサボってしまいましたが、これからは以前に引き続き定期的に更新していきたいと思いますのでよければ引き続きお読みください!

さて今回はブロックチェーン関連の法律書で、私が過去に読んだ中からオススメのものを5つほど紹介したいと思います。ブロックチェーン周辺の法律は非常に複雑怪奇なのでどんな人にとっても「勉強はしたいけど、よくわからないし、取っ掛かりもない」みたいな感じだと思いますが、

法律についてよく知らないエンジニアや

法学部生でブロックチェーンよく知らない人でも

一応これ読んでおけばなんとかなる、的な本を4冊選んだので、必要に応じてこれらの本の中から気になるものがあればぜひ手にとってみてください。

中央経済社『ブロックチェーンを巡る実務・政策と法』

ブロックチェーンを専門に研究している早稲田大学法学部の久保田隆教授をはじめとするブロックチェーン専門家による共著です。この作者陣がとにかくすごくてですね、例えば

  • 森濱田法律事務所のパートナー・堀天子弁護士
  • 国税庁で仮想通貨税制をリードしていた安河内先生
  • 日本国内のコンサル・シンクタンクではおそらく一番ブロックチェーンの研究が進んでいる(しかもそのセンスが良い)野村総合研究所(NRI)の渡辺翔太氏

などがそれぞれの専門分野について、ブロックチェーン初学者の法学部生向けに詳しく法律上の論点を解説しています。

解説は広く浅くといった感じでページの都合もあるのかあまり深く論じている訳ではない印象です。

  • 法学部で勉強しててブロックチェーンはよくわからないけど勉強したい!
  • ブロックチェーンについてはよく知ってるけど法律上の論点を軽くさらってみたい!

という人はまずこの本をどうぞ。私は購入した当日に「これよくわからん」とか「エアドロの場合はどうなる?」「FATF要チェック」みたいな自分にしかわからないコメントつけながら読んでました。

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商事法務『実務解説 資金決済法[第3版]』

先ほど紹介した森・濱田法律事務所の堀天子先生による資金決済法の解説です。

日本において仮想通貨の定義はこの資金決済法の2条5項において定義されており、また63条によって仮想通貨交換業を行いたい事業者は所管の財務局長の登録を受けなければいけない旨規定されています。

このように仮想通貨に関連する事業を行いたい場合まず参照しなければならないとされているのが資金決済法で、この本はこの資金決済法について実務上気をつけるべき点について非常に詳しく書かれています。特に第7章は一章まるまる仮想通貨交換業について書いているので、「仮想通貨やってます!」「ブロックチェーンやってます!」「イーサリアムやってます!」な人はぜひ一読してみてはいかがでしょうか。逆に実務寄りの内容なのでパンピー法学部生にとっては読んでいても味気ないかもしれないです。

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日経BP社『Fintechの法律 2017-2018』

仮想通貨事業者にとっておなじみの本ですね。真っ赤な表紙が目印です。私がお邪魔したことのある場所にはもれなくおいてあって、いつも全会社持ってるんじゃないかみたいな錯覚を起こしそうになってます(笑)

これもモリハマの先生方がお書きになっていて、資金決済法について詳しい堀先生や仮想通貨業界にとってはおなじみのベンチャー法務に詳しい増島雅和先生などが書いています。

Fintech一般に関する法的論点をQ&Aの形で取り上げていたり、イノベーションを阻害しない法的規制のあり方について論じていたりと、規制を目の上のたんこぶに思いがちな仮想通貨業界にとってはとってもありがたい本です。Fintech全体について広く浅く書いているので、仮想通貨について一冊丸々書いた本ではありませんが、現状金融文脈でのブロックチェーン利用が多い以上むしろフィンテック全体について外観できるこの本はなおさら読んで損はないものになってるんじゃないでしょうか。ちなみに私は10周くらい読みました。合掌。

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商事法務『Fintech 法務ガイド[第2版]』

四大法律事務所のアンダーソン・毛利・友常法律事務所(通称AMT)のフィンテック専門弁護士オールスターによるFintech解説書です。2018年10月に第2版が出たばかりの出来立てホヤホヤな本なので、仮想通貨界隈でもまだ持ってない人いるんじゃないかと思うのですが、業界でおなじみの河合弁護士が第5章で仮想通貨についてゴリゴリに解説しているので必見です。

この本の良いところはハードフォーク、クラウドマイニング、仮想通貨投資ファンド、仮想通貨交換業者のM&Aといったかなり業界でもあるあるな法律上の問題について解説が加えられている点です。

個人的には多くの仮想通貨法制の解説本に目を通したのですがどの本も基本的には資金決済法、金商法、ICO、税制についてしか解説していなかったんですよね。なのでブロックチェーン業界のエンジニアやマーケターにとっては(別にICOに興味ない人多いし)ちょっと物足りないんじゃないかな、なんて思ったりしてたのですが、この本は最近書かれただけあって業界人にとってもそれが知りたかったんだよね!となる部分がかなりあって便利だなと思いました。まだ持ってないブロックチェーン業界の人はぜひどうぞ。

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今回はブロックチェーン関連のオススメ本を4つ紹介しました。この中で気になったものがあればぜひ読んでみてくださいね。それでは!

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